CloudRunner

組み込みデバイス用ソフトウェアは急速に複雑化しているにもかかわらず、開発に必要な期間の短縮とコストの削減が要求されています。そのため、開発効率・コードの再利用性が高く、品質の確保に有利なソリューションが求められています。
さらに、組み込み技術者不足も深刻な問題になってきているため、新たな技術に対して導入が容易で、誰にでも理解できることが必要です。
少量多品種ソリューションCloudRunner™
開発コストを大幅に抑える開発環境&プラットフォーム
CloudRunnerは、組み込み向けに開発されたCloudRunner VMを中心にアプリケーションフレームワークと各種開発部品/ライブラリ、及びI/Fから構成されています。
これらは、アプリケーションの状態管理や終了時のリソースの自動解放、他機能の呼び出しの機能を持っており、様々な機能部品を使用し、確立されたアプリケーション開発手順に従うことで、アプリケーション開発者のプログラミングの効率も高くなります。
コンカレント開発の実現
アプリケーション開発者は、Windows®上のエミュレータ上でハードウェア/デバイスドライバの開発と並行して開発作業を行うことができます。そのコードはそのままターゲット上で動作するため、ハードウェア開発の遅れに対するリスクを大幅に低減することも可能です。
また、エミュレータ上での動作で、クライアントに実際の機能や操作感を早めに理解してもらうことにより、仕様変更の要求や調整を早めに行うことができます。
安全性・信頼性
すべてのアプリケーションはVMテクノロジー上で動作するため、アプリケーション開発者のミスによるメモリ破壊やシステムの動作停止の危険性から解放されます。
エミュレータ上でアプリケーション開発が完了した段階から、ターゲット環境が動作する以前に基本機能の検査を開始することにより、十分な検査期間を確保することが可能です。
CloudRunnerのプラットフォーム構成例
開発者の利点
- アプリケーション開発期間の短縮とプログラミングコードの再利用を最大化
- ターゲットのプロセッサーやOS、デバイスにあわせて、組み込みアプリケーションをアレンジ可能
- プログラミングの高速化、安全化、そしてミスの削減
- 特定のハードウェアを必要としないシンプルなデバッグ作業が可能
デバイス生産者の利点
- アイデアから製品化に達するまでの時間を短縮
- 開発に必要なコストの削減
- 開発期間の短縮
- 高額な人件費の削減
- メンテナンスやデバイスの不具合に対応するコストを大幅に削減
主な特長
- プラットフォーム非依存
- 仮想マシンテクノロジーを採用するCloudRunnerで開発されたソフトウェアは、どのデバイスの仮想マシン上でも実行が可能。
- セキュリティ(安全性)
- 仮想マシンテクノロジーの採用により、メモリ破壊やシステムの動作停止の危険から解放。
- 信頼性
- ガーベジコレクションの採用により、プログラミング中のミスの原因である、メモリの確保やポインターの問題を解決。
- インクリメンタル開発
- 組み込みデバイスとIDEをネットワーク接続することにより、プログラム変更を速やかにデバイスに反映し、プログラム実行中のエラー分析・デバッグが可能。
構成例
CloudRunnerは、コンパクトなリアルタイムOS(CloudRunner kernel)を搭載しているため、そのまま組み込みデバイスのハードウェア上で実行すること、もしくはデバイス上に組み込まれたμITRONやLinuxなどの、他社製のOS上で実行することも可能です。
CloudRunnerの特長
- デバイス上メモリ
- 128KB ROM + 64KB RAM
- CloudRunner kernelの容量
- 2KB(ROM)
- CloudRunner VMの容量
- 64KB(ROM)
- CPU
- ARM(Thumbを含む)/ インテルAtom / SuperH / MIPS
その他の32ビットプロセッサー